主な活動

私たち京都ライオンズクラブは、奉仕の心と友愛の精神をもとに青少年の健全育成、
地域環境の保全と向上、文化と伝統の継承などを目的としたさまざまな奉仕活動を行っています。
その活動の一部をご紹介します。

祇園祭「大船鉾」復活支援

2014年に、150年ぶりに山鉾巡行の参加を果たした大船鉾。京都ライオンズクラブではCN60周年記念事業として大船鉾の屋形新調に寄贈をし、復活に大きく貢献しました。
しかし往時の華やかさをよみがえらせる復活プロジェクトはまだまだこれから。2016年には車軸の新調、2018年には龍頭漆塗箔押を支援するなど、さらに継続してまいります。

京都市立芸術大学「ピアノフェスティバル」協賛

京都市立芸術大学音楽学部ピアノ専攻の優秀学生による演奏会が、年に一度、府民ホールアルティにおいて開催されます。
学生たちの日頃の成果を、広く市民の皆様にご来聴いただき、若い才能を応援したい。そんな想いのもとに、毎年協賛しています。

「エッセーコンテスト」協賛

留学生や日本で働く外国の方を対象に財団法人京都国際文化協会が主催するエッセーコンテストを協賛しています。テーマは、「私の見た日本と世界」。国際交流、相互理解が深まり、海外の方からの視点を知ることで市民の方に日本の文化について考える機会となることを目的としています。

「京都日本画家協会」の作品展への協力

京都を中心に活躍する京都日本画家協会主催の作品展をバックアップしています。「日本画」の次代を担う若手作家の育成を通して、日本の文化、京都の芸術を伝える一助になれればと考えています。

公益信託
「京都ライオンズクラブ地域社会奉仕活動助成基金」

1984年にCN30周年記念事業として公益信託「京都ライオンズクラブ地域社会奉仕活動助成基金」を設立。青少年の健全育成、地域環境の保全、向上等に係わる地域社会への奉仕活動に対して、助成金の交付を行っています。

「京都マラソン」事業協力

毎年2月に、1万6000人が参加する人気の大会「京都マラソン」に、2013年から足湯を設置、2023年にはおかえりなさいシートを設置し、寒風の中、都大路を走りぬけたランナーの皆さんをゴール地点で出迎えました。

Lions-Quest(ライオンズクエスト)
「思春期のライフスキル教育」プログラムセミナー

ライオンズクエスト『ライフスキル教育プログラム』とは、クエストという教育研究機関が開発し、ライオンズクラブが世界中で普及活動をしているライフスキル教育プログラムです。京都ライオンズクラブでは、京都府内の教職員の方々を対象にセミナーやワークショップを開催し、現場での授業に生かせるヒントや教材を持ち帰っていただいています。

献血活動

献血活動はライオンズクラブで長年継続している活動のひとつ。

京都ライオンズクラブ「文化講演会」

歴史と文化の町 京都ならではのテーマのもと、2007年より市民参加の「文化講演会」を開催。
毎回、多彩なゲストをお迎えして、貴重なお話を伺っています。

<第7回文化講演会> 2019年6月12日開催

第7回は、「能と舞と踊の世界を知る」と題して、新進気鋭の若手演者による伝統芸能の舞台を金剛能楽堂にて楽しんでいただきました。

井上安寿子さんによる地歌「葵上(あおいのうえ)」(写真上左)は、研ぎ澄まされた動きで情念を魅せる「舞」の魅力を。金剛龍謹さんによる舞囃子「乱(みだれ)」(写真上中)は、物語を伝統的な音と姿で伝える「能」の魅力を。
若柳佑輝子さんによる長唄「娘道成寺」(写真右上)は、多彩な音楽や華やかな姿に情熱が躍動する「踊」の魅力を。

それぞれの表現のすばらしさとともに、伝統芸能の世界の中で、演者の若々しさ、大胆さや華やかさを感じていただけたと思います。約480人の座席は満席となりました。

<第6回文化講演会> 2018年6月23日開催

第6回は、従来とは少し視点を変えて、娯楽文化や社会文化という分野を担っている映画を通して、私たちの暮らしを考える機会にできればと願い、映画「人生フルーツ」の上映と、鑑賞後に伏原健之監督との対談を行いました。
雑木林に囲まれ自給自足に近い生活を営む建築家ご夫婦の日常を追ったドキュメンタリーに、本当の豊かさへの思索に浸っていただけたかと思います。
お蔭様で約240席のシアターが満席となりました。

<第5回文化講演会> 2017年5月10日開催

第5回目の節目は、「もっと身近に 能と狂言」と題して、クラブメンバーである金剛永謹氏(金剛流能楽師)、片山九郎右衛門氏(観世流能楽師)、茂山千三郎氏(大蔵流狂言師)に流派を超えて共演いただくという、当クラブならではの大胆な企画で開催いたしました。第一部は出演者によるトークで、東伏見光晋氏を聞き手に、三氏より能と狂言の魅力をたっぷりと語っていただき、第二部は狂言「千鳥」と能「舎利」を演じていただきました。豪華メンバーによる夢の共演に、会場の金剛能楽堂は満席の賑わい。ご観覧の皆様からも大変好評をいただき、実り多い文化講演会となりました。

<第4回文化講演会> 2016年4月20日開催

京都ライオンズクラブの例会1500回記念として、「伝統文化・生活文化を次世代に伝える」と題してウェスティン都ホテル京都にて開催。子供たちに日本文化を伝えるために一般社団法人「心遊舎」を創設、総裁に就任され、全国各地でワークショップを行われている彬子女王殿下による基調講演と、京都の研究者とメンバーによって、伝統文化の後継者や、その素晴らしさを目利きできる人の育成について、討論会を実施しました。 *当日、ロビーに「熊本地震義援金募金箱」を設置し、ご来場の皆様よりお預かりしましたご厚志¥42,404は、京都新聞社会福祉事業団「熊本地震救援金」へ寄付いたしました。

<第3回文化講演会> 2010年5月22日開催

「暮らしの中の伝統文化―床の間という空間」をテーマに京都造形芸術大学「春秋座」において開催。265名のご参加を頂きました。住宅事情の急激な変化の中、床の間という空間で表現される掛け軸や花にスポットをあて、四季の移ろいを大切にしてきた日本人として空間を形作る文化と技術をどのように次世代に繋げていけるかを考察し、講演及びパネルディスカッションを行いました。

<第2回文化講演会> 2008年4月17日開催

「料理と器にみる京の食文化」をテーマに、総本山醍醐寺修証殿において開催。悪天候にもかかわらず195名のご参加を賜り、陶芸家、料亭主人であるクラブメンバーによるパネルディスカッション、三宝院見学、料亭のお弁当・・・と、京の食文化を堪能して頂きました。

<第1回文化講演会> 2007年5月21日開催

「京都の伝統文化―芸能」をテーマに、金剛能楽堂において開催、約420名の参加を頂きました。第一部は舞踊、尺八、半能の公演、第二部では舞台文化についてのパネルディスカッションを行いました。京都府民、市民の皆様に京都の文化への理解を更に深めて頂く機会となりました。